ランニングシューズの寿命は?買い替え時期の目安【実体験をもとに解説します】

アディゼロSL2を履いている足元の写真 ランニング

はじめに

「最近、走るたびに足が重い気がする…」
「ソールがすり減ってきたけど、まだ履けるのかな?」

こんな風に思うこと、ありませんか?

ランニングシューズの寿命は、見た目だけでは判断しづらいもの。
この記事では、走行距離・劣化のサイン・体感などから、買い替え時期の目安をわかりやすく紹介します。
最後に、僕の実体験もあわせて紹介します。


ランニングシューズの寿命は「走行距離」で見るとわかりやすい

一般的に、ランニングシューズの寿命は500〜800kmが目安といわれています。
この数字は、メーカーやシューズのタイプによって多少前後します。

シューズタイプ寿命の目安
クッション性重視モデル約500〜700km
軽量レーシングモデル約400〜600km
耐久性重視のトレーニングモデル約800〜1000km

ただし、これはあくまで「目安」。
走る人の体重・フォーム・路面の種類(アスファルトか、土か)などによって大きく変わります。


見た目・感覚でわかる「買い替えサイン」

最近は、スマートウォッチやスマホアプリで走行距離を記録している人が多いと思います。僕もそうです。
記録を見れば、今履いているシューズでどのぐらい走ったかはすぐにわかると思いますが、走行距離をメモしていなくても、次のような変化があれば買い替えサインです。

✅ ソールの減り

  • アウトソール(底面)のすり減りが目立つ
  • 特に、かかと外側や母指球付近がすり減っている場合は注意

✅ クッション性の低下

  • 着地の衝撃がダイレクトに伝わるようになった
  • 長距離を走ると、今までよりも脚にダメージがくるようになった

✅ アッパー(布部分)のヘタり

  • 足を支えるフィット感がゆるくなった
  • 履き口の内側が破けてきた

このような状態のまま履き続けると、膝・足首・腰の痛みにつながることもあります。


【実体験】僕の場合は「500km」で体感的に寿命を感じた

僕自身の経験では、
最初に買った初心者向けの低価格モデル約600kmでかかと部分がすり減ってしまいました。ただし、これはランニングを始めたばかりでフォームが不安定だったからだと思います。
左右非対称にすり減っていたので、そのすり減り方を見てフォームの改善を始めました。

その次のアディゼロSL2約1000km走って買い替えました。こちらはかなり気に入っていたので、「まだまだいけるでしょ!」という気持ちだけで履いていた感じです。

実際にはどちらも500km走った頃に「そろそろかな?」と感じていました。

具体的には、

  • 走り終わりの脚の疲れが抜けにくくなった
  • ソールの反発が弱くなり、推進力が減ったように感じた
  • 足裏がじわっと痛くなることが増えた

といった小さな変化がありました。
このあたりで一度買い替えると、走りの軽さやフォームが戻る感覚があり、結果的にケガ予防にもなります


シューズを長持ちさせるコツ

せっかくのシューズ、できるだけ長く快適に使いたいですよね。
以下のポイントを意識するだけで寿命がぐっと伸びます。

💡 長持ちのための3つの工夫

  1. 1日おきに履く(乾燥させる)
     → 連日使うとクッションが回復しない
  2. 走った後は日陰干し
     → 直射日光は素材を劣化させやすい
  3. 用途に応じて使い分ける
     → 普段のジョグ用・大会用を分けることで、摩耗を分散できる

💡 定期的な水洗いもおすすめ

日常的なケアの他に、定期的な水洗いもおすすめです。

シューズって、水洗いしていいの⁉

と、僕も最初は不安でした。けれどインスタでアンケートをした結果、ほとんどのランナーが定期的に洗っているとのこと。
一度洗ってみるとわかりますが、汚れや臭いがすっきりして気持ち良いですよ。

僕は、汚れが目立ってきたタイミングやレース後に洗うようにしています。

シューズの洗い方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👉ランニングシューズの正しい洗い方|6ステップで汚れもニオイもスッキリ!


まとめ|「まだ履ける」より「そろそろ替えよう」で快適に走ろう

  • 一般的な寿命は 500〜800km
  • 見た目や感覚の変化も買い替えのサイン
  • 体感的には 500km前後で性能の低下を感じることが多い
  • シューズを複数使い分けると寿命が延びる

走る距離が伸びるほど、シューズの消耗は早まります。
「まだ履けるけど、なんか違う」——そう感じたら、それが買い替え時期の合図です。

新しいシューズに履き替えることで、モチベーションも上がり、怪我の予防にもつながります。
ぜひ、自分の走り方に合ったペースでシューズを見直してみてください。

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