【初心者向け】冬のランニングウェア完全ガイド|迷わず選べる“最適な組み合わせ”を解説

夕方にランニングをしている女性 ランニング

冬ランで迷う「何を着ればいい?」を解決します

冬のランニングは、とにかく「寒さ」と「汗冷え」をどう防ぐかがポイントになります。
特に初心者の方は、普段着で走ってしまったり、逆に厚着しすぎてすぐに暑くなったりしてしまうことがよくあります。

僕も、何度も失敗しました笑

本記事では、気温別のコーデ例初心者でも失敗しないウェア選びのコツをまとめて解説します。
これを読めば、冬ランの服装選びで迷うことはなくなります。


冬ランニングで初心者が知っておくべき3つの基本

① 走り始めは寒くてOK

冬のランニングは、スタート直後が寒いのは当たり前です。
けれど、5分も走れば体が温まり汗も出てきます。
最初から着込みすぎると、すぐに暑くなって汗冷えを起こし、逆に体が冷えて風邪の原因になることもあります。

② コットン(綿素材)ではなく、速乾性を最優先

初心者がやりがちなのが、コットン素材の長袖Tシャツや発熱素材のインナーを着て走ること。
僕も普段はコットンのインナーを着ているので、何度もやらかしてしまいました。

綿は汗を吸うと重くなる上に乾きにくいので、体温を一気に奪います。
冬は特に「速乾」「吸汗」「軽量」の素材を選ぶことが大前提です。

③ 防寒より“防風”を意識する

気温がそれほど低くなくても、風があるだけで体感温度は大きく下がります。
そのため、冬ランでは「風を防ぐアウター」がとても重要です。
1枚持っておくだけで快適さが大きく変わります。


必要な冬ランウェアはこの5つ

① ベースレイヤー(インナー)

肌に一番近い層で、汗を素早く外に逃がす役割があります。
ポイントは「薄手で速乾性の高い素材」。
ヒートテックのような保温性重視のインナーは、汗を吸っても乾きにくいので冬ランには不向きです。

インナーは、基本的に夏と同じで大丈夫

② 長袖ミドルレイヤー

体温を適度にキープする役割の中間層です。
薄手のフリースや軽量の長袖シャツが扱いやすく、初心者にもおすすめ。
暑くなったら袖をまくって調節できるタイプが便利です。

③ アウター(ウィンドブレーカー)

冬ランの主役といえるアイテム。
「風を防ぐ機能」があるだけで体感温度が大きく変わります。
フード付きはバタつきやすいので、ラン用の軽量タイプが快適です。

④ ロングタイツ・ジョガーパンツ

下半身は「タイツ」か「ジョガーパンツ」がおすすめ。
寒がりの人は、ロングタイツ+ショートパンツの組み合わせも人気です。
動きやすさを最優先に選びましょう。

⑤ 小物(手袋・ネックウォーマー・イヤーウォーマー)

指先・耳・首は特に冷えやすい部位なので、1つ小物を加えるだけで快適さが変わります。


気温別|初心者に最適な冬ランコーデ例

● 気温10〜15℃:軽めの冬(秋に近い)

  • 半袖+アームカバー、または薄手長袖
  • 風が強い日は薄手のウィンドブレーカーを追加

まだ「冬っぽさ」は少ないけど、風がある日は身体が冷えやすい気温帯です。

● 気温5〜10℃:本格的な冬

  • ベースレイヤー+薄手ミドルレイヤー+ウィンドブレーカー
  • 下半身はロングタイツ
  • 手袋が必須

多くのランナーが「冬ランっぽい」と感じる温度。防風対策は必須です。

● 気温0〜5℃:寒がりの人にとっては厳しいゾーン

  • ベースレイヤー+厚手ミドル+防風アウター
  • ネックウォーマーや耳あてがあると快適

走り始めに体温を奪われやすいので、首元や指先を温めると楽になります。

● 気温0℃以下:短時間のトレーニング向け

  • 防風性の高いアウターを最優先
  • 手袋は厚手、必要なら2枚重ね
  • 前開きのアウターは温度調節に便利

長時間のジョグには向かず、ペース走など短時間の運動に適した気温帯です。

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初心者がやりがちなNGコーデ3選

① ヒートテック+厚手アウターで汗冷え

汗を吸って重くなるうえ、乾かないため、途中で一気に冷えます。

② 重ね着しすぎて動きが重い

防寒しようと着込みすぎると、腕振りや呼吸がしづらくなり、走りにくくなります。

③ 薄着すぎて、ずっと寒いまま

「走れば暑くなるだろう」と防寒・暴風対策をせずに走り出してしまう。ウエアに頼らず体温を上げるのも限界があります。


冬ランを快適にするおすすめ小物&ギア

  • ランニング手袋(薄手〜中厚)
  • ネックウォーマー
  • イヤーウォーマー
  • ライト(夜ランの安全対策)
  • 反射ベスト・反射バンド

特に夜ランをする初心者は「防寒+安全」を意識することで快適さが変わります。


迷ったらこの“3点セット”でOK

冬ラン初心者は、まず次の3つを揃えておけば失敗しません。

・速乾インナー(ベースレイヤー)
・薄手長袖(ミドルレイヤー)
・ウィンドブレーカー(アウター)

この3点を基本に、気温や寒がり度に合わせて小物を追加していけば大丈夫です。


まとめ

  • 冬ランは「風対策」と「汗冷え対策」が最重要
  • コットンはNG。速乾素材を選ぶ
  • 気温別にウェアを変えると快適
  • 初心者は“3点セット”を基本にすれば迷わない

冬のランニングは、ウエアを工夫すればとても快適で走りやすい季節です。
このガイドを参考にして、冬のランニングを楽しみましょう!

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