※この記事には、映画『フォレスト・ガンプ』の特定の場面についての話が少しだけ出てきます。ネタバレが気になる方はご注意ください。
ランニングを始めて、映画の見え方が変わった
映画『フォレスト・ガンプ』は、僕が昔から大好きな映画です。
これまでに10回以上は見返していますし、「一番好きな映画は?」と聞かれたら、間違いなく候補に入る一本です。
そんな大好きな映画なのに、
ずっと理解できなかったシーンがありました。
それが、フォレストがアメリカ大陸を何往復もして、
3年半ものあいだ走り続けるあの場面です。
高校生の頃の僕には、意味が分からなかった
最初にこの映画を観たのは高校生の頃でした。
正直、そのときの感想はこんな感じです。
- 人間が、こんなに長い距離を
- こんなに長い時間
- 走り続けられるわけがない
「なんで走ってるんだろう?」
「そんなに走って、何がしたいんだろう?」
そして、
「疲れた。家に帰る」
と、あっさり走るのをやめたフォレストを見て、

結局、あの時間は何だったんだろう?
というモヤモヤが残りました。
嫌いなシーンではないけれど、
正直、よく分からないシーンだったんです。
久しぶりに見返して、一番心に残ったのがあの場面だった
それから何十年も経って、
先日、久しぶりに『フォレスト・ガンプ』を見返しました。
すると不思議なことに、
一番心を打たれたのが、あの「走り続けるシーン」でした。
フォレストにとって、
かけがえのない存在だったジェニー。
- 彼女が自分のもとを去ってしまったこと
- その理由
- せっかく再会できたのに、また一人になってしまったこと
そういった出来事を、
どう受け止めていいのか分からない気持ち。
だからフォレストは、
考えるために、受け入れるために、
走り出したんじゃないか。
今なら、そう感じます。
年齢のせいなのか。
それとも、自分がランニングを始めたからなのか。
もしかしたら、その両方なのかもしれません。
「気持ちを整理するために走る」は、本当にある
ランニングを習慣にしてから、
僕自身も強く感じていることがあります。
それは、
- 気持ちを整理したいとき
- 頭の中を空っぽにしたいとき
走ることで、整うことが多いということです。
LSDやジョグなど、
ゆっくり長く走っている時間には、
- 仕事のこと
- ブログのこと
- インスタのこと
いろいろなことを考えています。
そしてなぜか、
走っているときの方が、いいアイデアが浮かぶ。
迷っていたことに、スッと答えが出ることも多いです。
※LSD(ロング・スロー・ディスタンス)については、こちらの記事で詳しく書いています
→ LSDとは?ゆっくり長く走るだけで速くなる!初心者におすすめのLSDトレーニング効果とやり方
フォレストは「整理が終わるまで」走り続けたんだと思う
そう考えると、
フォレストが3年半も走り続けた理由も、
少しずつ腑に落ちてきました。
きっと彼は、
- 起きた出来事を整理して
- 受け入れて
- 前を向くために
走り続けるしかなかったんだと思います。
そして、
3年半走り続けて、ようやく気持ちの整理がついた。
現実を受け止められるところまで来たときに、
ふと我に返って出た言葉が、
「疲れた。家に帰る」
だったんじゃないか。
そう考えると、
あのセリフが、ものすごく人間らしく感じられました。
「家に帰るのが辛かった時間」を走ることで乗り越える
あのときのフォレストにとって、
「家」は、簡単に帰れる場所じゃなかった。
だからこそ、
走らないと帰れなかった。
走ることでしか整理できない感情があること。
走ることでしか、前に進めない時間があること。
ランニングを始めた今だからこそ、
あのシーンが、ようやく自分の中に落ちてきました。
映画も、ランニングも、人生のタイミングで意味が変わる
同じ映画、同じシーンなのに、
受け取り方がここまで変わる。
それって、
自分の人生がちゃんと進んでいる証拠なのかもしれません。
もし、最近ランニングを始めた方がいたら、
ぜひもう一度『フォレスト・ガンプ』を観てみてほしいです。
きっと、
あの「走り続けるシーン」の見え方が、
少し変わっているはずです。
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ランニング後のリカバリータイムに、
ゆっくり観るのもおすすめです。

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